1979.0831~ 2009.0208 | bohemian rhapsody in blue

1979.0831~ 2009.0208



本来はウエブ上に公開すべきではないことかとも思う。
しかしながら、俺にとってはなんだか吐き出しときたい気分だし
ココは自分にとって「王様の耳はロバの耳」の穴的存在でもあるのだ。
興味の世界と同時にそういう面も持っている。
とまあめんどくさい話は置いといて



bohemian rhapsody in blue-anikin


2月8日、兄貴が死んだ。飛び降り自殺だったそうな。鬱病を患っていた。
自分が1年以上振りに見た兄貴は、一言も喋らず、ヒンヤリカチンカチンで
少し腫れぼったくはなってたがきれいな穏やかな顔で白い包帯やら白い服で
纏われていた。三日間ほど、兄貴の嫁さん、
もう一人の兄貴、俺、で棺桶に入った兄貴と寝た。
一昨日、兄貴は焼かれて骨になった。もう原形は一切無い。
むわーとした蒸気?のなか兄貴の遺骨はでてきた。
パリンパリンだった。壷に入れるために、係りの人が骨を割る。
それを遺族が箸で摘んで入れる。今、兄貴は大分の実家で骨になって、
床の間にいる。俺は、博多のホテルで今、このメモを書いている、
そんなかんじだ。

今の俺の気持ち。
正直、いろんな段階つーか区切りがあったと思うんだが
遺体になった兄貴を見ても、骨になった兄貴を見ても
なんだか踏ん切りがつかない、整理がつかない、ふっと
兄貴と会える事がまたあるんじゃないかと期待するような
心がある。その一方、胸の辺りがぽっかりとした喪失感が
確かにある。兄貴は俺の中では大きな存在だった。
もう一人の兄貴と逝った兄貴は俺の文字通り「兄貴的存在」
の2大巨頭だった。両者、個性的で、また確実に違う世界感を
持っていた。その一方の巨頭が逝ってしまった。
すごい喪失感だ。ふとしたときにとてつもなく悲しい。

いろいろな思いが頭をめぐる、あーしとけばよかったかな?
というような悔いる思いが、次から次へと出てくる。
もう一人の兄貴も同じような事を言っていたな。ものすごく疲れた。
頭もココ何日か鈍いような気がする。俺、再び明後日からの陸教生活、
やってけるかな?


ここで兄貴の思いらしきものをメモ。

止まない雨はないと思うことにした。

窓の外


兄貴の嫁さんから知った。
今の俺にとってこんなに興味深いページは他にない。
またいつか兄貴についてのメモは書こうと思う。