bohemian rhapsody in blue -126ページ目

レオナルド・ダ・ヴィンチ

名前の意味はビンチ村のレオナルドだってwダサっ!
野津町の吉四六と一緒じゃんw
(ご存知の無い方ー!吉四六は大分が生んだスーパースター、
コメディアンですよw!キッチョムと読みます。外人みたい。)

まーレオナルドの『モナリザ』とかじゃない話。

ダヴィンチ素描集
素描まで芸術でやんの。スケッチなのに惹かれまくります。
素描に付け加えられた言葉にも感銘しっぱなしです。
ごめん、馬鹿にして。おまい、才能あるよ。

レオナルド大解剖
今度機械とかも詳しく見れますよ。理想の都市ってなんだ?

太陽を盗んだ男

TV等じゃ殆ど放映されないし(そりゃそうだろ)、あまり映画雑誌、カルチャー
情報誌等にも登場しないため最近の若者にはめっぽう認知されていないけど
その筋では(どの筋だ?)邦画史上、文句なしの最高傑作と謳われており
その存在を知って以来、乙姫、彦星並にいつか会える日を待ち侘びていた
沢田研二主演、菅原文太怪演、長谷川和彦監督作品
『太陽を盗んだ男』を遂に見ました。
これおじさん相当期待して敷居高くしてたんだけど想像以上ですた。
原子爆弾を製造する過程も捨てがたい
(ジュリーがやってた原子爆弾の作り方の
授業受けてー!)けど、やっぱりクライマックスの菅原文太との屋上での
やりとりが良かった!
(こっからネタバレ⇒)
2人でビルから落ちる所のゾクゾク感は『復讐するは我にあり』の
緒方拳と三國連太郎の最後の会話ぐらい空気が伝わって来ました。
『お前が殺したいものは、お前自身じゃ、死ねえ!!』
という菅原文太のセリフも良かったな。これは監督のメッセージなのでは
あるまいか。いいセリフも多い映画でした。

(こっから推測⇒)
戦時中に息子が死んでしまい、天皇に直訴して息子を返してし貰おうと
半ば狂った考えだけど、
本当に叶えたいことを実現するためにバスジャックをして
皇居に乗り込んだ犯人と、原子爆弾を製造したがいざ
その力を使って何をしようかというと、
浮かんでこなくてローリングストーンズを来日させる
とか五億円用意させて、メーデーの時にそれを空中からばら撒くと言った
ただの愉快犯的犯行しか出来ない主人公。
これは対比されてんのかな。
『お前は何がしたいんだ?』って言われてんのかな。

主人公も何がしたいのか分からなかった。
心の奥底ではその事に対する嫌悪があった。
そしてある日バスジャック事件に遭遇し、
見事に解決した菅原文太演じる警部に
まぶしさ(嫉妬?畏怖?まーそんなの。)を感じた。
それが引き金となり原子爆弾を作り大きな力を手に入れようとした。
そうすることで何か変わると思ってたんだろうし、
警部(それに多くの人間)
をあっと言わせたかったんだろう。
だけどいざその力を手に入れると
力の使い方、使い道がわからない。
結局何をしたいのか分からないまま。

そういう状態に対して、警部は上記の言葉を
浴びせたんじゃないだろうか。
まー何度も見て色々考えたいっす。
この映画ただおもろいだけじゃないぜ。
多分深い。考えすぎかな。

まー舞台とか状況を変えても同じメッセージを
伝えられそうだけど
やっぱりこういう事件調にするほうが絶対面白い。
カーチェイス、群集きっちりつかってる。
西部警察がちらつくw
『太陽を盗んだ男』、俺絶賛、俺震撼、俺全米1位。
これはすげえ。いわずもがなだが傑作。
ジュリー、マジカッコ良い!マジ不安定!
文太も渋いし、存在感すげエー!
つーか池上きみこもかなりイッてるキャラだぜ!


太陽を盗んだ男(みんなのレビュー)

ココのレビューって大概鼻につくw
参考にしないほうがいいよ。


買っとけDVD(太陽を盗んだ男)

皇居と首都高、許可とってなかったー!!!凄い熱意!

このレビューいいな 愛がこもってて。TOPはココ

そーいやマジオモロリストに入ってる
スピリッツの漫画『オメガトライブ』の
作者もこれ絶賛してたな。あとながせまさとしとか。

『猫楠―南方熊楠の生涯』 水木しげる

水木しげるが南方熊楠の生涯を描いた
『猫楠―南方熊楠の生涯』 を読み終えた。
熊楠と水木しげるが良い感じで交わってた。
熊楠の怪人ッぷりと
熊楠を通じての『もう一つの世界』をユーモア&シモネタw
たっぷりに描いてた。熊楠が長男のクマヤが生まれた時から
面白がって毎日観察し、
小学校に入るまで一日も欠かさずに記したって話は思わず笑顔になっちまった。
いつも裸でゲロを吐いてもそのままにしてるし(粘菌を観察するため)
陰毛の研究はするし、チンポに蟻用のえさをぬって
ありに噛ませるオッサンだけど
なんだかかわいいとこあるじゃんって感じだった。赤ちゃんって
不思議、予測できない事の塊だから確かに研究するには
絶好の対象だろうな。その気持ち分からんでもない。
そのクマヤが高校受験のときになぜか分からないが病気になって
頭が狂ってしまって、南方家に悲劇が訪れる所は、泣けてきた。

クマヤは頭が狂って、時たま発作を起こして大暴れするが、大人しい時は
粘菌の絵を書いて熊楠を喜ばしていた。
それが親にはとても嬉しいことだったと思う。
もしかしたら治るんじゃないかとも思っただろう。
熊楠の猫が『そうやって親はバランスをとるんだ』なんていってた。
冷静なヤツだにゃー。
そのクマヤがあるとき大暴れして長年苦心して書いた
粘菌の絵をバリバリ破いた。そのときの熊楠の悲しみは
相当のものだったろうな。二人の思い出だったろうし、
絆を具現化したものだったろう。
可愛がってて『日本一の息子』と言っていた息子が書いた
大好きな粘菌の絵を息子に無残にも破られた。
うう、泣けてきた。(泣)
これは悲しい。
あの熊楠も泣いていた。娘の文枝もはじめて熊楠の涙を見たと言っていた。
若い頃は自由奔放に生きて家族の事もそれほど考えず、
自分の意思を押し通してきたけど老いてから悲劇が訪れた。

まあ、そこら辺の話が今回は印象に残ったけど、若かりし頃の熊楠のバイタリティにも
惹かれた。(江川達也の漫画『日露戦争物語』で東大予備門(現東大)時代の
熊楠が少し書かれてる。やっぱがい(凄い)な男やったね)
18カ国語マスターしてるし、大英図書館に勤めてるし、猫語も話せた。
科学雑誌『ネイチャー』にも論文を載せた。
それにどれだけ貧乏でも(ロンドン時代には服をうっぱらって部屋じゃ
全裸で暮らしてた。)
好きな研究が出来れば良いっていう姿勢に惹かれた。まあ貧乏なんて
気にしてなかっただろうね。そんなこと眼中になかったって言う方が正解か。
とにかく違う世界に生きてたな。ありゃ。
ホント魅力たっぷりに描かれてた。

まーなにはともあれ、『水木氏も実は妖怪だ』に一票。
南方熊楠・(グーグル検索)

進化した合体変形ロボット M-TRAN II

進化した合体変形ロボット
 M-TRAN II

TVで一度だけ見て釘付けになったスーパーハイテクびっくり
どっきりメカ!なのにどことなく可愛いM-TRANⅡ!!
喉から手が出るほど欲しいぃー!!
「ロボット変形動作のシミュレーションと実験」ってとこで
動画が見れるので確認してちょ。可愛いー!!

この子、変形するところがたまらなくいいのよ!
合体も最高に可愛いけど。
相当優秀な人材が集まって、
並々ならぬ努力と試行錯誤を重ねた
結果誕生したもので、最先端の技術が
詰まってるんだろうけど、そんなの微塵も感じさせないくらい
(見る人が見ればそりゃすごそうだ。)
可愛らしくどこかシュールでもある風体、行動に
おじさんはまいってしまった。
見れば見るほど凄い。もっと動画が見たい!

the way things go

WAY THINGS GO
(邦題:事の次第)を見た。
内容はピタゴラ装置(ルーブ・ゴールドバーグマシン)
のお化け、親玉といった内容で30分もある。
ずーっとピタゴラ装置なのだ。
ピタゴラ装置は物理、数学方面の臭いがプンプンするが
(そのくせかわいいし、粋なんだよねー。にくいぞ、くぬやろー。)
こちらは少し化学の臭いもする。炎がきれい、煙もきれい。
よく爆発するし、よく油に引火する。
ちょっと間違ったらあぶないよ。
感想はというと、ちょっとテンポが悪い。
よく言えば趣がある。
間が楽しめればいいのだろうけど、
俺はこういうのはポンポン行って欲しい。
それでも30分はそんなに長く感じなかった。
あんまりガックシ感も無かった。
(でも、手法の面白さはやっぱピタゴラ装置の方が長けてると思う。
ピタゴラ装置集がほしいなぁ。まあかなりの数集めてるけど。)
まあ、よっぽどの物好きは買ってください。
ピタゴラスイッチ、同番組内でやってる
アニメ『フレーミー』も『10本アニメ』(だっけか?)
も良いよね。知育アニメって感じ。